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立命館の講義を終えて

平成20年の京友禅加工は618千反、ピーク時の昭和46年は16.524千反。
この落ち込みは普通とは思えない数字です。
現在はすでに生産の継続さえ難しい状態と言われていますが(このままでは、壊滅してしまう)

本当にそうでしょうか?

私はそう思わない!むしろ今がチャンスで新しいマーケットを構築する事が出来る良い機会だと思います。

時代は変わり、人々の考え方やライフスタイルが変わった今、
現状の生産がむしろ普通ではないか。
今こそ先人の培った伝統や技術を生かし、新しい消費者にムーブメントを起こさなければ、本当に壊滅してしまう!

現状の規模からのスタートを考えるべきでは無いでしょうか?

丹後で昭和48年に年間9196千反(20年656千反)もの白生地が織られ、年間16524千反の京友禅加工がなされていました。
この様な良い時代はもう二度と来ないでしょう。

これからの、京友禅は安易に安くしたり、ファッションだけに頼るのでは無く、消費者の方が、何を着物に求めているかを、作り手から販売者までが共通の認識をもって生産しなければ、伝統工芸品で終わる事でしょう。

最後に、これからの着物は場所と人(風土と人の手)、土地文化と手作りであると思っています。
そしてそれをプロデュースする事が、この文化を残す唯一の鍵であると考えます。

京友禅ならではの分業制を生かす為に生産者だけでは無く、もっと皆が物づくりを深く知るべきでは無いでしょうか。

京呉服 不二屋 店主


立命館大学で行われた講義についての問い合わせは

京都学専攻準備室
木立雅朗教授
075-466-3485
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