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ZONEと立命館大学コラボNO.3

立命館大学での着物制作の題材が決定し
私が好きな伊藤若冲の≪雪芦鴛鴦図≫と≪葡萄図≫をデザイン・ソースとして用いることとなりました。

伊藤若冲「雪芦鴛鴦図」



伊藤若冲「葡萄図」




「雪芦鴛鴦図」は訪問着にいたしました。
制作には今では非常に貴重な真糊で制作し、手描きの良さが出ている作品になっているのではないでしょうか。

着物は洋服と違い、形が同じなので、着物全体をキャンバスと捉え、全体の空間を湖とし、原画の鴛鴦が、粘土のような水に入り込む波紋が印象的なので、流れるような流水波紋に致しました。

一般的に有色の多いい柄を上前の位置にするのですが、あえてアクセントになる鴛鴦を後ろに描いてみました。
「見返り美人」とでも言うか、上前の柄と後ろの柄が違う、空間の面白さを表現してみました。

また、帯に隠れてしまう位置にホワイトバランス技法(白胡粉)を入れ、見えない所にも美しさを表現してみました。

今までの着物デザインとは違う!空間をご覧ください。

「葡萄図」は小紋として制作し近年にはない32枚型もの摺り型を使用した4尺7寸もある、かなり長い柄の大作です。

実物を見ると、単色で構成されているのですが、型とは思えない仕上がりで、色に深みがあります。

1番濃い所は何度も型を置き、染めなければ出ない色です。

若冲の感性を引き出した、大胆かつ繊細な京小紋になったのではないでしょうか。

次回は完成品の発表です。
NO.4続く
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